トコハッピー
トコハッピーちゃんの、うがいや手洗いバージョンのイラストです。
https://www.tokoha.ac.jp/fuzoku/20180620_8437

かわいい付箋も作っていただきました。小学校の先生が、できあがった付箋の写真を撮って送ってくださいました。先生の机の雰囲気が懐かしい。(私が通った小学校ではないけれど)



実際のお店には行ったことがないのですが、通販で画材を買った神奈川県大和市にある画材屋さんの包装紙。「L」が使いかけの絵の具のチューブになっていて、なんとなく、良いな、と思いました。白いロゴマークが、茶色い紙の上で、大・中・小・小・小・小・・・ +漢字。小の並び方が、なんとなく「L」型。

2020/08/08 10:58 | Comments(0) | イラスト
『プンとフォークン』
静岡県熱海市にある伊豆急ケーブルネットワークの番組『あつあつあたみ』の中で、
絵本『プンとフォークン』を読んでくださりました。視聴エリアは静岡県伊東市・賀茂郡東伊豆町・熱海市、神奈川県足柄下郡湯河原町などです。
先日、出来上がった映像を送っていただきました。とてもかわいく素敵な映像にしていただきびっくり。柔らかいお声で、素直なゆったりとした読み方で、この感じ、いいなぁと温かい気持ちになりました。思わず熱海の方角に向かって手を振ってしまいました。こんな形で絵本をまた見ていただけるとは、感謝の気持ちでいっぱいです。
出版社の編集者さんもとても喜んでくださりました。
プンとフォークンも、きっと喜んでいると思います。
緊張感のあるときなので、ゆったりと楽しんでいただけたらうれしいです。

☆放送予定☆
6月22日(月)から
平日 9:00 11:30 14:30 19:00 23:30
土日 9:00 14:30 19:00 23:30

2020/06/23 11:23 | Comments(0) | 絵本
中国語
2011年の8月に、PHP研究所から出版された本が、中国語に翻訳されて出版されました。
著者は産婦人科医の池川明先生、日本語のタイトルは『お母さん、おなかの中でも見ているよ』です。
日本語のときには表紙もイラストでしたが、中国語版では赤ちゃんの写真になりました。この赤ちゃんは中国の赤ちゃんなのかな?赤ちゃんのときは、特に目を閉じている赤ちゃんは、どの子も同じように穏やかなお顔をしていて、性別も、国籍も、あまりわかりませんね。
日本語のときと同じように、中国語版でも挿し絵を数点載せていただきました。


2020/05/17 15:32 | Comments(0) | イラスト
ねぶしろとおいしいまる
以前勤めていた会社の先輩アベカズヒロさんと、奥様でモデルさんの浜島直子さんとのご夫婦で描かれた新作の絵本『ねぶしろとおいしいまる』を送っていただきました。
前作の『ねぶしろ』の続編で、きょとんとしたねぶしろくんがとってもかわいいです。暖かい日に風に吹かれて森へ散歩に行きたくなるような、小さな生き物たちとのんびり話をしたくなるような、とても優しい絵本です。最後のページの絵の中に、続きを想像させるような生き物が小さく隠れていて、本を閉じたあとも柔らかい気持ちにさせてくれました。




いつか欲しい、と思っていて、先月購入した本、初山滋著『山のもの山のもの』。
中が透けて見える、素敵なケースに入っています。

2020/05/09 12:51 | Comments(0) | 絵本
ハーブとコルク
5月になりました。

外には出られませんがとても気持ちのよい陽気です。
近所の方からミントやゼラニウムなどのハーブをいただいたのでグラスに入れてみました。
いい香りに心が休まります。
本当に、一日も早く収束しますように。

2020/05/01 13:25 | Comments(0) | 人形
消しゴムハンコ
消しゴムハンコ



2020/04/19 17:30 | Comments(0) | 未選択
縁日
2月に表参道のピンポイントギャラリーで開かれた100人展『日本百景展』で展示していただいた絵です。テーマは、“日本のどこかの いつかの 風景”で、夏の縁日の絵を描きました。(手元に戻ってきたあと、なんとなく物足りないように感じたので少し描き足しました。)



『縁日』

1
ある夏の夕暮れ時、太郎とおじいさんは二人で近くの縁日へ行きました。
神社の鳥居をくぐるときおじいさんが言いました。
「タロベエ、もしもはぐれちゃったら、土俵の横の大きな木の下に行くんだよ。そこで落ち合おうな」
神社の奥まった一角には子どもの相撲クラブの子たちが練習に使っている、古い、しっかりとした相撲場がありました。その相撲場の向こうには大きなクスノキの木が1本立っていました。今日は縁日なので相撲クラブはお休みで、お相撲場の周りには夜店も出ないので、そこは静かな一角となっていました。
2
太郎は金魚すくいに見とれていました。
ふと気が付くと、おじいさんの姿がありません。ランプに照らされているたくさんの顔はみんな知らない顔でした。太郎ははきょろきょろとせわしなく目を動かしながら、間を縫って、間を縫って、おじいさんと約束をした相撲場の方へ急ぎました。
3
真っ暗です。まだおじいさんはいないみたい。土俵がいつもより大きく見えました。
(あれっ。土俵の脇のベンチに誰かいる)
太郎はさっと身をかがめて、土俵の陰に隠れました。
(誰だろう?)
太郎がそっと顔を覗かせたそのとき、ポン!と気持ちの良い音を立てて、こだぬきがラムネの栓を抜きました。
4
ふわぁーっと青いけむりが広がりました。
(こぎつねとこだぬきだ)
さっき欲しいと思いながら欲しいと言えなかったりんご飴やかざぐるまやいろいろなきれいなものが、青いけむりと共に夜風に舞っていきました。太郎は初めて見る不思議な魔術を見ているような気持ちで上っていくけむりを目で追いました。
5
「タロベエ」
ふいに後ろから声がしました。振り返ると、暗闇の中からおじいさんが現れました。
「大丈夫かい。ちゃんと来られてえらかったな」
太郎が前を指差すと、もうそこには、こぎつねもこだぬきもいませんでした。驚いて目をぱちくりさせながら立ち上がって夜空を見上げると、あっ!暗闇の中を金魚がゆらゆらと揺れながら泳いで行くのが見えました。金魚は遊んでいるようでした。
「何か買ってあげるよ」
おじいさんが言いました。太郎はラムネを1本買ってもらいました。自分で開けたいとも思ったけど、瓶の栓はお店の人が慣れた手付きで開けました。飲むとき、こぎつねとこだぬきが、どこかで見ているような気がしました。
(おしまい)

2020/04/15 17:12 | Comments(0) | イラスト
コルク人形
『遠くの町までおつかい』

ある春の日、ぼくと弟はおばあちゃんに頼まれて
ふたりだけで遠くの町までおつかいに行くことになりました。
ぼくは赤い帽子に蝶ネクタイ、
弟はぼくのお下がりのよそゆきの青い服をおばあちゃんに着せてもらいました。
はじめはとことこと歩いていましたが、だんだんと弟は遅くなり
途中でぺたんと座り込んでしまいました。
ぼくと弟は、休憩をすることにしました。
「小さいのにふたりでよくこんなに遠いところまで来たね」
ふいに、後ろに立っていた背の高い茶色の3本の草が話している声が聞こえました。
ぼくが何か答えようと口の中で考えていると、
「もう少しで着くよん」
と、どこからか飛んできた枯れた葉っぱが、
弟のおなかの上でくるりと一回転をしました。
弟を見ると眠っています。コロンと倒れてしまいました。
それからもう少しだけ休んで、ぼくは弟を起こしました。

2020/04/12 16:36 | Comments(0) | 人形

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