オセロ
osero.jpg実家に帰ったときに自分vs自分で本気でオセロをやったら、白の圧勝。こんなことあるんだ〜。小2のときにサンタさんにもらったオセロで、もうずっと埃を被っていた。オセロが欲しいという一人暮らしの知らないおじいさんがいたので、きれいに拭いてあげることにしちゃった。勝手にあげてごめん!最後の試合、白の勝ちだったよ。黒の方が好きだったけど。


作りかけだった絵本のラフをひとまず横に置いといて、同じ登場人物でちょっと違う話のラフを進めています。それで、ここ最近ずっと悶々としています。
このまま突っ走るって手もあるとも言われたけど、今の時代のしつけという意味ではクレームが来るとも言われた。落ちているものを食べる、友情の話でした。
でも、落ちているものを食べるってことを抜きにしても、私が作っていたのは余計な要素が入り過ぎて複雑でへんな話だったのかな、と思う。もっとシンプルでわかりやすくしなきゃだめなのかも。1個のことに向かって、余計なこと入れずに15場面全部でそこに向かった方がいいのかも。

だからよし、このキャラだけど違う話で進めるって選択をしたんだけど、とは言っても、最近ずっと関わっていた話だったのでそう簡単に次には移れない。朝起きて机に乗ってるラフの登場人物の顔を見たら「うまくいかなくてゴメン」と思っていきなり涙がぽろぽろぽろ〜と出た。その日はそのキャラの顔を見れなかった。
それで次に移るために整理をすることにした。私はなぜその話が好きだったのか?とかどこがダメだったのか?とか。未練残るタイプ。しつこくてひきずるタイプ。

(そんな中、録画していた松本隆特集の番組を観た。松本隆があの静かな声で「・・・つーかさぁ、この歳(60歳)になると惰性でやってないわけよ。この3年で知り合い2人くらい車いすになってる。どれが遺作になってもおかしくない歳なわけ」というようなことを言っていて、おお、と思った。私は1個だけ作れるとしたら、何を作るかなと思った。私がいるのは一瞬で生きていない時間の方が長いな、ほぼ死んでいるなって思った。極端かもしれないけど。そんなこと思わずにやればいいのかもしれないけど、そういうことを考えてしまう。)
(それとなんとなく村上春樹『国境の南、太陽の西』をまた読んだ。読むたびにいろいろ思わせてくれる。あったりまえだけど、過ぎた時間は二度と戻らない、今は今しかないと思った。でも記憶は残る。)
(それから映画『ヒーローショー』を観ました。頭の中が熱くなった。泣いた。)

それで6月1日の朝起きたらなぜか元気みなぎっていて「なんだかいい話が書けそうな気がする」と思った。でも気がするのは気がするだけだからまったく当てにならないけど、とにかく、まあいいや。
友だちが「切羽詰まった日記おもしろいよ!」と言ってくれたので、書いています。友だち、無事に終わったんだけど、最近乳癌だったことがわかって手術を受けたと聞いて驚きました。

2010/06/04 03:30 | Comments(0) | TrackBack() | 絵本

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