キッキ きをつけて だいどころ
教育画劇の紙芝居『キッキ きをつけて だいどころ』を描かせていただきました。
身の回りの危険を伝えるシリーズで、全8巻のセットです。私は台所。他にはお風呂や道路があるそうです。
「あー、おなかすいた。」と台所へやってきたキッキは調理道具に興味津々。手を出そうとした包丁や炊飯器に「こらこら キッキ!」と優しく注意されます。

始めのラフでは、キッキとケッケという双子のさるが主人公、という設定にしていました。台所で飛び回る二人に、
包丁「こらこら。こんなところで遊んでいると、さるのこまぎれ作っちゃうぞ。」
フライパン「こらこら。こんなところで遊んでいると、さるのまるやき作っちゃうぞ。」
と注意をします。それでも言うことを聞かなかったので、最終場面で自業自得。
「あーあ。かわいいしっぽが燃えちゃって、きれいなお皿は割れちゃった。」
と泣いている絵で終わる、しかも他人(お皿)にまで迷惑をかける、という話にしていました。
しっぽは毛なので、少し燃えるくらいなら大丈夫かな・・・と思ったわけです。

複雑になってしまったのでキッキ一人にし、見終わった後ほっと温かい気持ちになれるものにしました。
kikki.jpg

2012/05/12 03:40 | Comments(0) | イラスト

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<おひさま | HOME | クロとプンとフォークン>>