ここ数日日記を書くと反省文のようになってしまうので控えていましたが、昨日『プンとフォークン』の再校を戻しました。印刷に入れるまでもう少しです。ご迷惑をたくさんおかけして、申し訳ない気持ちです。スムーズですね!といつか言われたいです。
表紙の色は私が塗りたくったピンクが重くて怖い雰囲気になってしまったので、ベタのクリームピンクに変えました。のんきでゆるくてかわいい雰囲気になりました。始めからかわいくすればよかったんだ。かわいい内容なんだから。
もっと本を読んだり、印刷のことを勉強しないとなと思いました。
打ち合わせのあと、オススメしてもらった夏目漱石の『夢十夜』と内田百閒の『冥土』が入っているのを買って喫茶店で読みました。稲垣足穂も教えてもらったけど見つかりませんでした。『夢十夜』は短い話なのに第七夜で寝てしまい、起きてまた読んで、寝て、起きて読みました。こんな寝てる間にあの友達は家にも帰れず働いている、と忙しい友達のことを思いました。第十夜のラスト終わり方がシュールでかっこよかった。最後に豚が出てくるのですが、『プンとフォークン』にもブタが出てくるので、だから何ってわけではないですが、豚だなと思いました。
表紙の色は私が塗りたくったピンクが重くて怖い雰囲気になってしまったので、ベタのクリームピンクに変えました。のんきでゆるくてかわいい雰囲気になりました。始めからかわいくすればよかったんだ。かわいい内容なんだから。
もっと本を読んだり、印刷のことを勉強しないとなと思いました。
打ち合わせのあと、オススメしてもらった夏目漱石の『夢十夜』と内田百閒の『冥土』が入っているのを買って喫茶店で読みました。稲垣足穂も教えてもらったけど見つかりませんでした。『夢十夜』は短い話なのに第七夜で寝てしまい、起きてまた読んで、寝て、起きて読みました。こんな寝てる間にあの友達は家にも帰れず働いている、と忙しい友達のことを思いました。第十夜のラスト終わり方がシュールでかっこよかった。最後に豚が出てくるのですが、『プンとフォークン』にもブタが出てくるので、だから何ってわけではないですが、豚だなと思いました。
このまえ食べた、持つと重いレーズンパン。レーズンぎっしり。
絵本のことで、これを言ったら迷惑だろうなぁということを言って迷惑をおかけしている最中です。こういうとき今まではあまり言えなかったけど、言ってしまいました。おやおや。精進せねば。入稿をしたのにまだ全然落ち着きません。でも、途中にいるのは楽しいです。この状態がずっと続けばいいのにな。いろんな方のおかげだと痛感しています。
(今日は迷惑をかける日になる)と朝から思いました。あ、今日だけじゃないか。(今日は特に迷惑をかける日になる)ですね。ほんとにすみません。
絵本のことで、これを言ったら迷惑だろうなぁということを言って迷惑をおかけしている最中です。こういうとき今まではあまり言えなかったけど、言ってしまいました。おやおや。精進せねば。入稿をしたのにまだ全然落ち着きません。でも、途中にいるのは楽しいです。この状態がずっと続けばいいのにな。いろんな方のおかげだと痛感しています。
(今日は迷惑をかける日になる)と朝から思いました。あ、今日だけじゃないか。(今日は特に迷惑をかける日になる)ですね。ほんとにすみません。
あとさき塾の特別講座で、絵本作家の長谷川義史さんの講演を聞いてきました。
かわいい声の方でした。お話はおもしろくもあり、焦らされる気持ちにもなり、いろいろと刺激を受けました。
久しぶりにものもらいができました。
それから村上春樹の『雑文集』を買った。早く読みたい。
かわいい声の方でした。お話はおもしろくもあり、焦らされる気持ちにもなり、いろいろと刺激を受けました。
久しぶりにものもらいができました。
それから村上春樹の『雑文集』を買った。早く読みたい。
昨日、『プンとフォークン』の絵本の入稿を終えました。
この2ヶ月くらいずっと描いていました。最後は本当にずーっと描いていました。今日は13時間眠りました。一番始めに黄色い表紙を描いているときに東日本大震災が起こりました。(結局この表紙は使わないことになったけど。)同じに見えるけど違う世界に来てしまったような、現実離れした2ヶ月です。
この2ヶ月くらいずっと描いていました。最後は本当にずーっと描いていました。今日は13時間眠りました。一番始めに黄色い表紙を描いているときに東日本大震災が起こりました。(結局この表紙は使わないことになったけど。)同じに見えるけど違う世界に来てしまったような、現実離れした2ヶ月です。
道路に凝った模様の花、名前は知らない。
初めての絵本の入稿まであと1週間くらいで、ここへきて表紙を変えることにして描き直しています。終わってしまうのがさみしいな、と感傷に浸るのは後にして、早くやらなきゃ!
初めての絵本の入稿まであと1週間くらいで、ここへきて表紙を変えることにして描き直しています。終わってしまうのがさみしいな、と感傷に浸るのは後にして、早くやらなきゃ!
武井武雄記念日本童画大賞に落ちた人の作品を審査員の小野明さんが講評してくれるという会に行きました。希望者だけということで15人くらい来ていました。全員で全員の作品を回覧して、そのあと一作ずつ講評してくれました。3時間半と長かったけどずっとおもしろかったです。個々の作品のことだけじゃなくて、絵本というジャンルの特長や、読者や編集者の方にシビアに判断されるところなど俯瞰的に絵本全体のお話も聞けました。シビアな世界ということを改めて感じさせられました。
例えば、こっちが迷惑になるくらいその世界にのめり込んで夢中になって欲しい、絵本には散歩/友達/食べ物/記念日の4つの要素が何らかの形で入っていることがほとんどだけど入れるなら全力で本気で散歩させて欲しい、入っているのが悪いというわけではなく適当な気持ちで入れないで欲しいって、当然と言えば当然だけど、のめり込みたいと思いました。
そのあとトムズボックスで100%オレンジさんの展示を観ました。色がよくて愉快で薄い紙に描いているのに重みがあって、会期中にまた行きたいな。あと、ピンポイントギャラリーで「100人のグリム童話展」とビリケンギャラリーで「宇野亞喜良がコンタクトした異能のアーティストたち」という展示も観ました。いろんな絵があるなぁ。わーかっこいい、大好きですと尊敬するお方ばかりでしたが、これこそやりたいことだったのにと愕然とおなかに刀を突き刺されるようなものはぎりぎり会わなかったような気がしました。
例えば、こっちが迷惑になるくらいその世界にのめり込んで夢中になって欲しい、絵本には散歩/友達/食べ物/記念日の4つの要素が何らかの形で入っていることがほとんどだけど入れるなら全力で本気で散歩させて欲しい、入っているのが悪いというわけではなく適当な気持ちで入れないで欲しいって、当然と言えば当然だけど、のめり込みたいと思いました。
そのあとトムズボックスで100%オレンジさんの展示を観ました。色がよくて愉快で薄い紙に描いているのに重みがあって、会期中にまた行きたいな。あと、ピンポイントギャラリーで「100人のグリム童話展」とビリケンギャラリーで「宇野亞喜良がコンタクトした異能のアーティストたち」という展示も観ました。いろんな絵があるなぁ。わーかっこいい、大好きですと尊敬するお方ばかりでしたが、これこそやりたいことだったのにと愕然とおなかに刀を突き刺されるようなものはぎりぎり会わなかったような気がしました。
今年の夏に教育画劇から、初めての絵本を出版していただくことが決まりました。『プンとフォークン』というタイトルで、小さなスプーンとフォークの話です。
ずっとやりたいことだったから、とてもうれしくてありがたいです。今はラフをつめているところ、でも今週くらいには本番の絵を始めたいです。キャンバスもたくさん届きました。4歳5歳くらいの子が楽しんでくれたらうれしいです。私が4歳だったら楽しむとは思う。4歳じゃないけど楽しんでいます。がんばるゾー
ちなみに、教育画劇のサイトトップにある『のびるのび〜る』という絵本、ゆるくてのんきで平和でいい意味で適当でとてもおもしろいです。『あしにょきにょき』の画風とは全然違うのも、不思議で興味津々です。
ずっとやりたいことだったから、とてもうれしくてありがたいです。今はラフをつめているところ、でも今週くらいには本番の絵を始めたいです。キャンバスもたくさん届きました。4歳5歳くらいの子が楽しんでくれたらうれしいです。私が4歳だったら楽しむとは思う。4歳じゃないけど楽しんでいます。がんばるゾー
ちなみに、教育画劇のサイトトップにある『のびるのび〜る』という絵本、ゆるくてのんきで平和でいい意味で適当でとてもおもしろいです。『あしにょきにょき』の画風とは全然違うのも、不思議で興味津々です。
昨日はあとさき塾の特別講座で、詩人の片山令子さんのお話を聞きに行きました。
始まって10分くらいで胸がいっぱいになってしまった。いい時間でした。片山令子さんは感受性がとても強い人だなと思いました。子供のときの体験も大人になってからの体験も体全部で感じていて、それがとてもよく伝わってきたので絵として浮かんでくるようでした。
お話の一部です。
自分が感じたことを、すごく大事なこと、中くらいに大事なこと、それほど大事じゃないことと分類して、すごく大事なことは引き出しの中にしまっておく。どういう風に自分が感動したかわからないまま、繋がりもないままにしまっておく。すごく大事なことって、そんなにはないんです。でもそういうものは何年も残る。その小さな引き出しを、いっぱい作ってときどき覗く。それは私のものなんだけど、抽象的なものに置き換えて誰のものでもないものにすると、他の人がわかってくれる。言葉は味方。たいへんなときにかけつけてくれる。エリザベス1世についていたウォールシンガム(?)みたいに、決して裏切らないんです。こういうのが売れていると言われても、ああそうですかと言うしかない。
と長く書いてしまったけど、聞いていて心が透明になる感覚でした。この透明になるかんじ、今年は2回目。自分が大事だと思える場所や、人や、言葉や、音楽、もっともっと意識的に触れていかないと思わされました。触れればああそうだったと思うんだけど、つい時間は過ぎてしまう。
詩集を買いました。片山健さんの線画が素敵です。
終わったあとは飲み会がありました。帰ろうかなと思っていたけど行ってよかったです!
始まって10分くらいで胸がいっぱいになってしまった。いい時間でした。片山令子さんは感受性がとても強い人だなと思いました。子供のときの体験も大人になってからの体験も体全部で感じていて、それがとてもよく伝わってきたので絵として浮かんでくるようでした。
お話の一部です。
自分が感じたことを、すごく大事なこと、中くらいに大事なこと、それほど大事じゃないことと分類して、すごく大事なことは引き出しの中にしまっておく。どういう風に自分が感動したかわからないまま、繋がりもないままにしまっておく。すごく大事なことって、そんなにはないんです。でもそういうものは何年も残る。その小さな引き出しを、いっぱい作ってときどき覗く。それは私のものなんだけど、抽象的なものに置き換えて誰のものでもないものにすると、他の人がわかってくれる。言葉は味方。たいへんなときにかけつけてくれる。エリザベス1世についていたウォールシンガム(?)みたいに、決して裏切らないんです。こういうのが売れていると言われても、ああそうですかと言うしかない。
と長く書いてしまったけど、聞いていて心が透明になる感覚でした。この透明になるかんじ、今年は2回目。自分が大事だと思える場所や、人や、言葉や、音楽、もっともっと意識的に触れていかないと思わされました。触れればああそうだったと思うんだけど、つい時間は過ぎてしまう。
詩集を買いました。片山健さんの線画が素敵です。
終わったあとは飲み会がありました。帰ろうかなと思っていたけど行ってよかったです!