喫茶店
昨年の夏に、Tさんからいただいた絵本の文章に、ようやく鉛筆書きの簡単な絵を付けてラフの形にすることができ、昨日御茶ノ水の喫茶店で見てもらいました。一昨年の月刊絵本『プール』の続きのような、そうでもないようなお話です。Tさんは私が描いたラフの紙をめくりながら「ふふっ。おもしろい。こんなことオレ書いてた?」と、ご自分が書かれた動物たちのセリフを笑ってくれたので、とりあえずはよかったとほっとしました。いくつかの手直しをしてこのラフが落ち着いたら、次にはアレをやりたい、そしてそれが落ち着いたら次はアレをやりたい…という今後のことを私が話すと、「そんな風に順番にやっていたら時間がかかるんだから、並行してやった方がいい」ということをおっしゃられて、その通りだと思いました。Tさんはこの夏にも、秋にも、絵本を出されるようでした。でもTさん独特のガリ版刷りの絵を描く作業はとても時間や手間がかかるそうで、どうしてこんなにたいへんな作風にしちゃったんだだろうと思うと言っていたので、そんなにたいへんそうには見えていなかったけど聞いてみないとわからないなと思いました。
絵本にまつわるあれやこれやを1時間ほど話して喫茶店を出ると、外はまだ雨。Tさんと別れたあと、初孫の坊ちゃんはお元気かどうかということを聞き忘れたことを思い出しました。私と同じ誕生日の坊ちゃん。それだから何ということはないのですが、同じだな。それから、これまただから何ということはないのですが、私の母方の祖父もまた同じ誕生日です。


2019/04/11 12:03 | Comments(0) | 絵本

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