柴野民三と『山ねこホテル』の世界展

ビリケンギャラリーで、柴野民三と『山ねこホテル』の世界展を観ました。
1947年に刊行された絵童話集『山ねこホテル』の復刊記念の展示。今年は柴野民三さんの生誕100年にあたる年だそうです。この絵童話集、絵は茂田井武さんで最高だし一見かわいいんだけど、話の内容がけっこう残酷でシュール(ネタバレあり→)象が熊を押し潰したり、熊が猿を押し潰したり、蛙が象を崖から落としたり。おもしろい。でも、確かに象はいじわるな象だったけど、何も落とさなくてもいいのに。でもまあしょうがないかな。ちなみに茂田井武さんは去年が生誕100年でした。図書館の児童室に来た子に向けて作ったという小冊子も展示してありました。ほんわかあったか。こんなのもらえた子がうらやましい。
復刊て最近よく目にする。復刊、再発、うれしい。過去が好き。
ビリケンですごくいい古本を買いました。お店の人がいろいろ教えてくれたり、コピーとってくれたりしました。とっても親切でした。


2009/10/02 22:47 | Comments(2) | TrackBack() | 未選択

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コメント

蛙が象を落とす!? おもしろいね☆

ところで絵本って一体いつ頃から存在したのかねぇ?
posted by kita at 2009/10/04 02:33 [ コメントを修正する ]
日本における絵本は、平安時代の絵巻物を起源とし、室町時代の奈良絵本、江戸時代の草双紙と歴史をたどることができる。
ってWikipediaには書いてあるヨ。でもいまみたいな形になったのは、印刷技術が発達した明治時代っぽいヨ。

絵本は、絵だけのものもあるが、基本的には絵と言葉によるコラボレーションであり、ページをめくるという行為が重視される。

だって。確かに!Kindleとかの電子ブックリーダーは便利だけど、めくれないからつまらないな〜と思う。
posted by 茶こし at 2009/10/07 18:39 [ コメントを修正する ]

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