犬と笛
おしゃべりが好きな母は、グループで、何かを読んで録音したり、人前で朗読をしたりして、日々楽しそうに過ごしています。
先日、芥川龍之介の『犬と笛』という短い小説を朗読したそうです。
『犬と笛』が書かれたのは大正七年。こちらの青空文庫のサイトで読むことができます。
奇妙なお話です。女のように髪が長い木こりの青年・髪長彦が、足一つの神と、手一つの神と、目一つの神から、「嗅げ」「飛べ」「噛め」という特長がそのまま名前になっている三匹の犬をいただきます。そして食蜃人に捕らえられた御姫様を助け出し、一寸法師の土蜘蛛に捕らえられた御姫様を助け出し、大臣様のもとへ連れて行き・・・と短い話の中にやたらと登場人物が多く、途中でエーッとそれって誰だっけ??と、わからなくなってしまうお話です。
笛が大事な役割をしているので演奏できる方をお招きして、生演奏に合わせて朗読をしたそうです。音楽が入ると良いでしょうね〜。スライドで絵も流すということで、絵もちょこっと…


2016/10/29 19:40 | Comments(0) | 未選択

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