『tupera tuperaの森』
ギャラリー東京バンブーでやっているtupera tuperaさんの展覧会へ行きました。
絵本の原画やクリスマス用のオーナメントや石ころ立体人形などなどなどなど、色とりどりでおもしろかった。ときどき怖い顔の人や幽霊が混ざっているところが好きです。『くだものさん』という絵本の柿の顔にうっとり。確かに柿ってあんな顔。土から抜け出す『やさいさん』に比べて、木からぽとりと落ちる『くだものさん』はなんか切なくてきゅんとする。

2010/12/23 11:40 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
来年の年賀状
先週金曜日の午前中に入稿したかった年賀状を、今(火曜日)やっと入稿しました。
来年はもっと早くやりたい・・・と毎年思っているけど、
毎年、数日ずつ前倒しで入稿している。もうひと声!
途中でいやになった、ボツ案です↓

2010/12/21 19:42 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
イルフ童画館
武井武雄の世界 イルフ童画館へ行った。
前から思っていたけど武井武雄ってすごい名前だなぁ。
新宿から長野県岡谷市まで高速バスで3時間。乗り換えがなくてとってもラクチン。女性専用席を予約していて、隣りはショートヘアの小さくてかわいい方。50代くらいかな。座ってすぐに話しかけられ、結局その方が山梨で降りるまでのあっという間の2時間、小さい声でずっとおしゃべりをして過ごした。徹夜明けですぐに寝るつもりだったけど、なんだか合って楽しかった。その方は都内で一人暮らしをする長男がインフルエンザにかかって看病してきた帰りで、普段は保育士さん。仕事の話、家族の話、体の話、韓流スターの話、いきものがかりの話、Jリーグの話などいろいろ話してくれた。その方が山梨で降りて私がバスの窓から手を振って、それから1時間して岡谷に着いた。高速バスの運転手さんは、きっちり時間通りの運転ですごい。
初めての町。歩くと武井武雄の絵があちこちにあって、お話の中に紛れ込んだような感覚。
 「刊本がすごいよ」と噂に聞いていたのは、本当の本当だった。“本の宝石”と呼ばれるのがわかる。印刷技法や紙や書体や大きさなど、1冊ごとやり方を変えて、それぞれがすごい完成度の139冊。長い時間とお金を費やして、すごい才能と技術と知識と精神力と遊び心と…改めて尊敬して打たれてもっと知りたくなりました。
それから武井武雄が収集した郷土玩具に囲まれているモノクロ写真があって、壁から天井から埋め尽くされていて見入ってしまった。その数、一万点を越えるって。でも全部、戦争で焼けてしまったって。。。なんてこった。
ラムラム王のナビゲートで武井ワールドを紹介するアニメ映像もおもしろかった。美術館の方が「ラムラム王の声はちびまるこちゃんのおじいちゃんの声の方です」と教えてくれた。あーそういえば!ラムラム王がしゃべるのを初めて聞いた日。

館内では先月亡くなった熊谷元一さんの写真展もやっていて、そちらもすごくよかったです。昭和30年代の田舎の鼻水たれの子供達が眩しかった。ちょうど親の世代が子供だった頃。そんな風景があるらしいブータンにいつか行ってみたい。

帰りのバスは、隣りが同世代の方だったので、思う存分寝ました。

2010/12/15 00:23 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
MOA美術館
能と狂言を初めて観に行きました。
一緒に行く友達がご招待チケットに当選したのですが直前に行けなくなり、急遽、友達の代わりに実家の母を呼び行かせてもらいました。
MOA美術館 定期演能会
●能楽ミニ講座
●仕舞『松風』
●狂言『文相撲』
15分休憩
●能 『山姥』
初めてなので難しいかな?と心配でしたが、ミニ講座があったり解説の紙が配られたり、初心者にも親切な会でした。
狂言は笑えました。大名、まぬけでおもしろかった。独特のスローテンポで真面目に答える太郎冠者とのやりとりが、のんきでおもしろかった。
能は途中猛烈に眠くなったけど、クライマックスの盛り上がりがすごかったです。8人の歌い手の迫力ある声に覆い被さるように太鼓や笛が入り乱れ、頭の中がぐるぐるしかけました。クライマックスがもう少し長く続いたら、すごく気持ちよくなりそうな予感のところで終りました。少し、バリのガムラン音楽やインド音楽の入り乱れる感じに近いものを感じました。まだ初心者なのでよくわかりませんが。

美術館の本館でやっていた陶芸家の「ルーシー・リー展」もとてもよかったです。きっとあったかいものが入りそうなお椀やお皿やおちょこ。とても魅力的なおばあさんでした。
oshirikaki.jpg素敵な機会を作ってくれた友だちに感謝。

母が持ってきてくれたおしり柿です。

2010/11/28 00:13 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
ありとなめくじ
あ(長いなめくじだなぁ)
な(あ、見られてる)

あ「ねぇ、ちょっと乗ってもいい?」
な「やめてくださいよ。重いでしょう」
あ「軽いよ」
な「ぼくよりは重いでしょう」

あ「どうだろう・・・難しい・・・(考え中)」
な(さらば)

あ「・・・難しい・・・・・難しい・・・・・・」

2010/11/23 10:30 | Comments(2) | TrackBack() | 未選択
菩提達磨
一昨年くらいから、伯父が木彫りの仏師作りにはまっています。ダルマさんのもととなった菩提達磨です。退職してからの素人の趣味なのですが、帰省するたびに「増えたねぇ」と眺めるのがおもしろくて見ています。
伯父から聞いた話です。
伯父が中2のとき、静岡から東京へ引っ越すこととなりました。東京の空き家へ着くと、それまでそこに住んでいた人のゴミの片隅に菩提達磨さんが転がっていて(1番上)気に入ったので拾い、
しばらくして自分でも作ってみました。(2番目中央)
その後就職し静岡へ戻った今もずっと連れていて、
一昨年くらいからまた作り始めました。(3番目)
先日私と妹で、ついに一つずつもらいました。
どれにするか悩んで「これにするよ」と言うと、「ははは。ひょうきんな顔を選んだなぁ」と笑っていました。手の平にすっぽり隠れる達磨さんです。(4番目)


2010/11/21 16:50 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
『トイ・ストーリー3』
劇場に行けなかったのでレンタルで観ました。CG技術の向上にびっくり!布!犬の毛!ゴミの山!ほぼ実写!って言い過ぎだけどすごかったです。ただ人間はやっぱり難しいみたいで、赤ちゃんの姿をした人形と人間の赤ちゃんは、どっちがどっち?って少し混乱しました。
内容はネタバレになるのであまり書きませんが、当然ですがおもしろかったです。ハラハラヒヤヒヤしたし泣きました。1や2と比べちゃうと1や2が好きだけど。
ウッディが立派になっちゃった。始めの頃の、弱気になったりいろんな葛藤のあるウッディの方が好き。おもちゃも成長するし年をとるんだと知りました。
新しく出てきたおもちゃの中では、ままごと遊びのとき与えられた役になりきろうと集中する、おじさん声のハリネズミのぬいぐるみが気に入りました。
アンディに幸あれ。シドはどうなったんだろう。
あ、そういえば、アンディがご近所さんちの庭に入るとき、庭でその家の人が見てるのに、門を足で閉めるのがアメリカっぽいなぁと驚きました。家の人も何も気を悪くしていないみたいでした。

2010/11/05 17:41 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
道のねこ
行ったお店が閉まっていて買いたいものが買えず、あーあと歩く帰り道に住んでいるいつものねこ。道の真ん中に、のびのび我が物顔。自分ちだからいいのか。
毎日すれ違うだけだったけど、今なんとなく寄ってみた。初めて触ろうとしたら触れた。いつも家を横切ってすみません。

発売日に買った『1Q84』BOOK3、読むタイミングが見つからなくてようやく読んだ。『国境の南、太陽の西』も『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』も初めて読んだときより今の方が沁みる、『1Q84』は初めて読んだけど良かった。
これで「考える人」のロングインタビューが読める。うれし。
michinoneko.JPG

2010/09/28 22:32 | Comments(2) | TrackBack() | 未選択

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