MAYA2でやっている吉田尚令さんの怪談えほん『悪い本』原画展に行きました。他にお客さんがいてほっとしました。MAYA2は半地下の窓のないコンクリートの壁なので、一人だといやだなと思った。見本として置いてあった『悪い本』だけ、なぜかページをめくるたびに「キィィィ〜〜〜」っと古い洋館のドアを開け閉めするような怖い音がした。演出として製本の際、音が出るような糸の加減にしているのかな、すごいな、と思ったけど、売り物として置いてあった分は音が出ませんでした。そこで平澤一平さんに会いました。ギャラリーを出たあと、またチョイスに出してみようかな、とふと思った。ここ数年出していなかった。条件反射で、チョイスに出したあと飯田橋で食べる眠いモスバーガーが浮かんで少し気持ちが悪くなった。
その後、幼なじみのムロキマリコさんの漫画『御前くん ヨヨヨイ!』第1巻が集英社から発売になったのを思い出し、青山ブックセンターへ買いに行きました。まりちゃん、初めての漫画単行本おめでとう!まりちゃんの漫画は『Cookie』に掲載されているのですが、そこでのキャッチフレーズは“ギャグ界の切り込み隊長”!ちょこちょこ読んではいたけどまとめて読むのが、そして何より手にするのが楽しみ。青山ブックセンターでは御前くんを見つけられなかったけど、100%ORANGEさんの原画展がやっていました。かわいかった・・・砂尾スナオくんというシュールな漫画がおもしろかった。(写真は、まりちゃん主催のお寿司パーティーがあったときにもらった麿赤兒の飴です。『天使突抜六丁目』という映画のグッズらしいです。)
その後、新宿のイカセンターというところで忘年会がありました。いろいろなイカがたくさん泳いでいるのを想像し水族館気分で行ったのですが、「今朝は時化で船が出ず、イカがいません」ということで、でもカワハギなど、お皿の上でもまだ動いている魚をおいしくいただいて、本当に「いただきます」と手を合わせて拝みながらいただきました。
その後、新宿のイカセンターというところで忘年会がありました。いろいろなイカがたくさん泳いでいるのを想像し水族館気分で行ったのですが、「今朝は時化で船が出ず、イカがいません」ということで、でもカワハギなど、お皿の上でもまだ動いている魚をおいしくいただいて、本当に「いただきます」と手を合わせて拝みながらいただきました。
今日は絵本のラフを見てもらいに行きました。形になるといいなぁ。その帰り、初めて六義園に入ってみました。平日の昼間でお客さんはちらほら。見上げると、濃い赤や黄に染まった鮮やかなもみじでいっぱい。わー、ザ・紅葉(こうよう)!今紅葉の中にいる!と思いました。落ちる葉っぱが、下に落ちている葉っぱに当たる音がしていました。木だらけ、葉っぱだらけ。微かな音が集まって、けっこう大きい音になっていました。
売店があったので覗いてみました。たくさんの飴に混ざって『大玉』という袋が目につく。大玉・・・そういえば小5のとき、私のクラスは1年間で担任の先生が3人変わったのですが(全員いい先生だった)、3人目の佐々木玲子先生が「これがおいしいの。この大玉っていうのをいつも探すの」と、教室でみんなに配ってくれたことがありました。教室で食べる飴、すごくおいしかったな、先生が持ってたのもこんな袋だったな・・・と懐かしくなり、ラベルを見ると、製造元は静岡市!まさかこれそのもの?おまえはあのときの飴かい?250円で買いました。もったいなくてまだ食べていません。賞味期限は来年の10月10日。私は味より思い出や雰囲気重視で食べ物を選ぶ傾向があります。
今日は打ち合わせが2件ありました。どちらも初めての方からだったのですが、偶然、同じ会社の別の部署の方がそれぞれにご連絡をくださったのです。10日くらいの差でご連絡をいただいたので、その会社で私の何かが回っているのかと思ったのですが、単に偶然ということで驚きました。
お一人は紙芝居『みみたとみみきち』、お一人は絵本『プンとフォークン』を見てくださったそうで、見てくれている人はいるんだなと、とてもうれしかったです。
(しかもホントどうでもいいことなんですが、お一人の方は友達“チョコ”のフルネームと一字違い、チョコのうちに1年ぶりに遊びに行って帰ってメールを開いたら、ご依頼のメールが届いていたのです。ただそれだけなんですがびっくりでしたー。)
『みみたとみみきち』は、移動図書館というのに乗せてもらって宮城県に行っているそうです。そういうところにチョコっと混ぜてもらえるのがうれしい。
その後、きくちちきさんの個展に行きました。空気が躍っているような素敵な絵でした。たぶん最終日だったからかな、売っていた手作りクッキーを一枚いただいて、シナモン味ですごくおいしかった。そこに暖炉はなかったけどあるかのような、少しクリスマスっぽい気分になりました。偶然知り合いの編集者さんにもお会いしてうれしかったです。
今やっていることがすぐ形にならなくても、数年後とか、時間をかけてでも何かに繋がるといいなと思います。(できれば早めがいいけど。)
お一人は紙芝居『みみたとみみきち』、お一人は絵本『プンとフォークン』を見てくださったそうで、見てくれている人はいるんだなと、とてもうれしかったです。
(しかもホントどうでもいいことなんですが、お一人の方は友達“チョコ”のフルネームと一字違い、チョコのうちに1年ぶりに遊びに行って帰ってメールを開いたら、ご依頼のメールが届いていたのです。ただそれだけなんですがびっくりでしたー。)
『みみたとみみきち』は、移動図書館というのに乗せてもらって宮城県に行っているそうです。そういうところにチョコっと混ぜてもらえるのがうれしい。
その後、きくちちきさんの個展に行きました。空気が躍っているような素敵な絵でした。たぶん最終日だったからかな、売っていた手作りクッキーを一枚いただいて、シナモン味ですごくおいしかった。そこに暖炉はなかったけどあるかのような、少しクリスマスっぽい気分になりました。偶然知り合いの編集者さんにもお会いしてうれしかったです。
今やっていることがすぐ形にならなくても、数年後とか、時間をかけてでも何かに繋がるといいなと思います。(できれば早めがいいけど。)
アトリエキリギリスでやっているnakabanさんの個展『とびらにきのえかかったとき』へ行きました。以前病院として使われていたこともあるという、古い一軒家のギャラリーで、雰囲気がぴったり合っていてとてもよかったです。作品の点数が多くてびっくりしました。他にお客さんがいなかったので、ゆっくり観られていい時間でした。
トムズボックスでやっているたむらしげるさんの個展『光の粒子』に行きました。
昔ガロで描かれていたものをまとめられたという『Silhouett』という小冊子がすごくよかった。お店でめくると、そこは吉祥寺じゃなくて遠い宇宙のどこか。異次元に飛ばされました。少し稲垣足穂のようでドキッとしてポーーっとしました。美しい世界が潜んでいる…と思った。
それから、高校時代の友達に久しぶりに会えてうれしかった。30分くらいしかいられなかったけど、その日はうれしくてしばらく眠れませんでした。と、思い出したらまたうれしくなってきた。会うとうれしい人、が少しでもいることが、うれしいですね。
黄色い帽子のイカ。7×10cmくらいの小さいキャンバスです。駄菓子のようにレジの横に置かれているから、つい買ってしまう。
![kiiroboushinoika.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/59d413d86a4e31c08fd0f9fe4a87611f/1322118320?w=400&h=283)
昔ガロで描かれていたものをまとめられたという『Silhouett』という小冊子がすごくよかった。お店でめくると、そこは吉祥寺じゃなくて遠い宇宙のどこか。異次元に飛ばされました。少し稲垣足穂のようでドキッとしてポーーっとしました。美しい世界が潜んでいる…と思った。
それから、高校時代の友達に久しぶりに会えてうれしかった。30分くらいしかいられなかったけど、その日はうれしくてしばらく眠れませんでした。と、思い出したらまたうれしくなってきた。会うとうれしい人、が少しでもいることが、うれしいですね。
黄色い帽子のイカ。7×10cmくらいの小さいキャンバスです。駄菓子のようにレジの横に置かれているから、つい買ってしまう。
『プンとフォークン』展が終わりました。お忙しい中お越しいただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました。
絵本『プンとフォークン』の原画の他に、オリジナルの絵をいくつか飾りました。去年の展示のときに「来年は絵を販売したい」というようなことを書いていましたが、やっぱり惜しくなってしまったのと、自分の絵が誰かの部屋に飾られると思うと気持ちが落ち着かないのとで販売はしませんでした。素人っぽい発想。絵を売れる人になりたい。
『プンとフォークン』の絵は、このとき地震があったなとかあの曲を聴いてたなとか、一枚一枚思い出があって愛おしい。(たくさんのとんたがぱくぱく食べる場面は大滝詠一『こいの滝渡り』、どんぐりアイスクリームを食べて躍っている場面はWizzard『I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY』などです。)絵本を作るのはたいへんだった。
展覧会も、準備など疲れたしたいへんだったけど、楽しかった。妹が泊まりに来てくれて、一緒にギャラリーにいてくれたのも楽しかった。展覧会をすると、仕事関係の方や昔の友達などに久しぶりに会うことができるのも、ちょっとした同窓会みたいでうれしい。絵を肴に会いたい人を呼び出しました。それほど面識がなかった好きなイラストレーターの方にもDMを送ったら来てくれて、びっくりしました。出してみるものだな。しかも絵本を買ってくれた。ささやかな今月の自慢です。
絵本が出て展覧会をして、どういうものをやりたいかが、わかっていたけど改めて突きつけられた感じ。でも理想とするものに近づくのは、私の力だと難しい。でもやりたいな。今ある私の【いいところ】が、少しでも先までなくならないといいなと思う。なくならないままで、力をつけなければ。長生きしないと追いつかない。今まで焦っていたけど焦らないで、周りのことも気にし過ぎないで続けていきたいです。何人かの方が言ってくれる、ためになる言葉を思い出しつつがんばろうと思う。
![68400784.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/59d413d86a4e31c08fd0f9fe4a87611f/1318176144?w=380&h=550)
![fc330b31.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/59d413d86a4e31c08fd0f9fe4a87611f/1318177160?w=200&h=400)
絵本『プンとフォークン』の原画の他に、オリジナルの絵をいくつか飾りました。去年の展示のときに「来年は絵を販売したい」というようなことを書いていましたが、やっぱり惜しくなってしまったのと、自分の絵が誰かの部屋に飾られると思うと気持ちが落ち着かないのとで販売はしませんでした。素人っぽい発想。絵を売れる人になりたい。
『プンとフォークン』の絵は、このとき地震があったなとかあの曲を聴いてたなとか、一枚一枚思い出があって愛おしい。(たくさんのとんたがぱくぱく食べる場面は大滝詠一『こいの滝渡り』、どんぐりアイスクリームを食べて躍っている場面はWizzard『I WISH IT COULD BE CHRISTMAS EVERYDAY』などです。)絵本を作るのはたいへんだった。
展覧会も、準備など疲れたしたいへんだったけど、楽しかった。妹が泊まりに来てくれて、一緒にギャラリーにいてくれたのも楽しかった。展覧会をすると、仕事関係の方や昔の友達などに久しぶりに会うことができるのも、ちょっとした同窓会みたいでうれしい。絵を肴に会いたい人を呼び出しました。それほど面識がなかった好きなイラストレーターの方にもDMを送ったら来てくれて、びっくりしました。出してみるものだな。しかも絵本を買ってくれた。ささやかな今月の自慢です。
絵本が出て展覧会をして、どういうものをやりたいかが、わかっていたけど改めて突きつけられた感じ。でも理想とするものに近づくのは、私の力だと難しい。でもやりたいな。今ある私の【いいところ】が、少しでも先までなくならないといいなと思う。なくならないままで、力をつけなければ。長生きしないと追いつかない。今まで焦っていたけど焦らないで、周りのことも気にし過ぎないで続けていきたいです。何人かの方が言ってくれる、ためになる言葉を思い出しつつがんばろうと思う。