ツクイさんのFacebookのトップ画面のイラストを描かせていただきました。
12月30日から1月5日までのお正月限定です。
赤い背景に、ねずみ、独楽、富士山、奴凧、梅、鶴、鯛などが並んだおめでたい画像になっています。
ご覧いただけたら幸いです。
ツクイ様Facebookトップページ
https://www.facebook.com/tsukui.official/
月刊絵本『プール』で文章を書いてくださった高部晴市さんが絵を描かれた絵本をいただきました。
どうしたって中身が気になってしまう引き込まれる表紙。眩しい一冊。
懐かしい絵描き歌、“つるさんはまるまるむし”を思い出しました。
12月30日から1月5日までのお正月限定です。
赤い背景に、ねずみ、独楽、富士山、奴凧、梅、鶴、鯛などが並んだおめでたい画像になっています。
ご覧いただけたら幸いです。
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月刊絵本『プール』で文章を書いてくださった高部晴市さんが絵を描かれた絵本をいただきました。
どうしたって中身が気になってしまう引き込まれる表紙。眩しい一冊。
懐かしい絵描き歌、“つるさんはまるまるむし”を思い出しました。
毎年絵を描かせていただいているツクイさんのカレンダーが出来上がりました。
今年もたいへん、お世話になりました。本当にありがとうございました。
来年は子年で2匹のねずみくんが歩いたり休んだりしています。
ツクイさんは創業50周年で記念の手ぬぐいも作らせていただきました。
手ぬぐい、どんな風に仕上がるのかとても楽しみです。
年が明けたらまた書きます。
壁掛けカレンダーバージョン

卓上カレンダーバージョン

京急線上大岡駅に50周年のモザイクアートの看板がありました。
ひとつひとつに働いていらっしゃる方やご利用者様のお顔が並んでいました。
今年もたいへん、お世話になりました。本当にありがとうございました。
来年は子年で2匹のねずみくんが歩いたり休んだりしています。
ツクイさんは創業50周年で記念の手ぬぐいも作らせていただきました。
手ぬぐい、どんな風に仕上がるのかとても楽しみです。
年が明けたらまた書きます。
壁掛けカレンダーバージョン
卓上カレンダーバージョン
京急線上大岡駅に50周年のモザイクアートの看板がありました。
ひとつひとつに働いていらっしゃる方やご利用者様のお顔が並んでいました。
昨年末、亥年の年賀状用に描いていた絵ですが、もう半年も経ってしまいましたが、描きながら漠然と浮かんでいたことを文にしました。

『うーたんとねずみくん』
1
ある日、川に浮かべたふねの上で、瓜坊のうーたんは、友達のねずみが来るのを待っていました。昨日もぐらから「流れ星さんが川を下っていったところに落ちて、そこで暮らしている」と聞いたので、友達のねずみくんと一緒に、流れ星さんとはどういうものか見に行って、何か話でも聞いてみようということになったのです。ふねにはひもが付いていて、ひもの端を丘の上に並んだ銀杏の木にくくり付けてとめてありました。
「ねずみくんはまだかな」
流れ星さんがどんなものが好きか、何を食べるかはわからないけど、もし食べるなら一緒に食べようと思い、うーたんは青いりんごをひとつ持ってきました。
2
ふねの下をおさかなの群れが通りました。
「きれいだな」
うーたんが川をのぞき込むと、おさかなたちの話し声が聞こえました。
「このふね、なんだか少しだけやわらかそうだね」
「つついてみようか」
いたずら好きなおさかなが、うーたんのふねをちょんちょんちょん。
3
あらららら。銀杏の木にくくり付けてあったひもが取れて、ふねがゆっくりと流れ出してしまいました。
「わあ、ふねが動いちゃった。どうしよう。ねずみくんがまだ来ないのに」
うーたんを乗せたふねは川を流れていきました。
4
しばらくゆらゆら下って行くと、川の上をまたぐ水色の橋が見えてきました。
橋の右側のたもとでも、左側のたもとでも、ねずみたちが遊んでいるのが見えました。その中には一緒に乗る友達のねずみくんはいないようです。うーたんが知らないねずみの子たちでした。
よく見ると、その子たちはズボンのポケットから何か粉のようなものを取り出し、橋のたもとへと撒いています。ぱらりんぱらりん。
粉に日の光が当たって、きらきらして見えました。
ふねが橋へ差し掛かると、その子たちは揃ってうーたんに手を振ってくれました。すぐにうーたんも手を振り返しました。ねずみの子の手には粉が付いていたので、手がきらきらしています。うーたんは手を振りながら、橋のたもとに何を撒いているんだろうと思いました。花の種かな。それとも何か、ねずみの秘密のおまじないのようなことをしているのかもしれない。そう考えているうちに、橋の下をくぐり抜けたふねは川を流れていきました。
「ねずみくんなら知っているかもしれない」
そう思ったとき、友達のねずみくんが向こうの木の下を、丘の上のふなのりばに向かって走っていくのが見えました。
5
「おーい、ねずみくん」
うーたんは慌てて呼びました。
「このふね動いちゃったよ」
でもねずみくんは走るのに夢中でうーたんの声には気が付きません。
「おーい、ねずみくーん」
うーたんがもう一度大きな声で呼んで手を振ると、ねずみくんはあれっ?と振り返り、こちらを見ました。
「このふね、動いちゃったよー、どうしよう」
ねずみくんは、えっと驚いて立ち止まりましたが、少し考えるとすぐにうんうんうんとうなずいて、よく通る声で言いました。
「うん、ぼく、すぐにねずみ専用ちゅうちゅうボートで追いかけるよ!うーたんは先に流れ星さんのおうちへ行って待っててね」
うーたんのふねは流れて行きます。ねずみくんはぴょんぴょん飛び上がってふねを見送ると、また元気よく駆けて行きました。
6
うーたんはゆらゆら揺れながらりんごを手にして言いました。
「ああ、よかった。ねずみくんはあとから来てくれる。でもぼく、流れ星さんのおうちを知らない、おうちまでどうやって行こう」
それを聞いていたおさかなたちが、川の中から言いました。
「うーたん、さっきはつっついちゃってごめんね。ぼくたち、流れ星さんのおうちを知っているよ」
「一緒に行こう」
のぞくと、おさかなは、男の子がたくさんと妹が一匹泳いでいます。
「私もおうちを知っているわ」
妹のおさかなが、ねずみくんがしたようにぴょんと飛び跳ねると、お兄さんの何匹かが笑いました。
それからしばらくすると、流れ星さんのおうちが見えてきました。
(おしまい)
『うーたんとねずみくん』
1
ある日、川に浮かべたふねの上で、瓜坊のうーたんは、友達のねずみが来るのを待っていました。昨日もぐらから「流れ星さんが川を下っていったところに落ちて、そこで暮らしている」と聞いたので、友達のねずみくんと一緒に、流れ星さんとはどういうものか見に行って、何か話でも聞いてみようということになったのです。ふねにはひもが付いていて、ひもの端を丘の上に並んだ銀杏の木にくくり付けてとめてありました。
「ねずみくんはまだかな」
流れ星さんがどんなものが好きか、何を食べるかはわからないけど、もし食べるなら一緒に食べようと思い、うーたんは青いりんごをひとつ持ってきました。
2
ふねの下をおさかなの群れが通りました。
「きれいだな」
うーたんが川をのぞき込むと、おさかなたちの話し声が聞こえました。
「このふね、なんだか少しだけやわらかそうだね」
「つついてみようか」
いたずら好きなおさかなが、うーたんのふねをちょんちょんちょん。
3
あらららら。銀杏の木にくくり付けてあったひもが取れて、ふねがゆっくりと流れ出してしまいました。
「わあ、ふねが動いちゃった。どうしよう。ねずみくんがまだ来ないのに」
うーたんを乗せたふねは川を流れていきました。
4
しばらくゆらゆら下って行くと、川の上をまたぐ水色の橋が見えてきました。
橋の右側のたもとでも、左側のたもとでも、ねずみたちが遊んでいるのが見えました。その中には一緒に乗る友達のねずみくんはいないようです。うーたんが知らないねずみの子たちでした。
よく見ると、その子たちはズボンのポケットから何か粉のようなものを取り出し、橋のたもとへと撒いています。ぱらりんぱらりん。
粉に日の光が当たって、きらきらして見えました。
ふねが橋へ差し掛かると、その子たちは揃ってうーたんに手を振ってくれました。すぐにうーたんも手を振り返しました。ねずみの子の手には粉が付いていたので、手がきらきらしています。うーたんは手を振りながら、橋のたもとに何を撒いているんだろうと思いました。花の種かな。それとも何か、ねずみの秘密のおまじないのようなことをしているのかもしれない。そう考えているうちに、橋の下をくぐり抜けたふねは川を流れていきました。
「ねずみくんなら知っているかもしれない」
そう思ったとき、友達のねずみくんが向こうの木の下を、丘の上のふなのりばに向かって走っていくのが見えました。
5
「おーい、ねずみくん」
うーたんは慌てて呼びました。
「このふね動いちゃったよ」
でもねずみくんは走るのに夢中でうーたんの声には気が付きません。
「おーい、ねずみくーん」
うーたんがもう一度大きな声で呼んで手を振ると、ねずみくんはあれっ?と振り返り、こちらを見ました。
「このふね、動いちゃったよー、どうしよう」
ねずみくんは、えっと驚いて立ち止まりましたが、少し考えるとすぐにうんうんうんとうなずいて、よく通る声で言いました。
「うん、ぼく、すぐにねずみ専用ちゅうちゅうボートで追いかけるよ!うーたんは先に流れ星さんのおうちへ行って待っててね」
うーたんのふねは流れて行きます。ねずみくんはぴょんぴょん飛び上がってふねを見送ると、また元気よく駆けて行きました。
6
うーたんはゆらゆら揺れながらりんごを手にして言いました。
「ああ、よかった。ねずみくんはあとから来てくれる。でもぼく、流れ星さんのおうちを知らない、おうちまでどうやって行こう」
それを聞いていたおさかなたちが、川の中から言いました。
「うーたん、さっきはつっついちゃってごめんね。ぼくたち、流れ星さんのおうちを知っているよ」
「一緒に行こう」
のぞくと、おさかなは、男の子がたくさんと妹が一匹泳いでいます。
「私もおうちを知っているわ」
妹のおさかなが、ねずみくんがしたようにぴょんと飛び跳ねると、お兄さんの何匹かが笑いました。
それからしばらくすると、流れ星さんのおうちが見えてきました。
(おしまい)
トコハッピーちゃんのイラスト、少しずつ追加していて、少し溜まってきました。
(始めはどちらかと言うと「トコハッピーくん」の気分でいましたが、先生が「トコハッピーちゃん」と呼ばれているのを聞いて、だんだん私もちゃんの気分になってきました。)
火おこし体験や川遊び、カヌー体験などを追加しました。
このブログでも何度か書いていますが、もともとは小学校の創立40周年記念に合わせて小学生の男の子が生みだしたキャラクターがいて、私はそのキャラクターを元に動きをつけさせていただきました。
https://www.tokoha.ac.jp/fuzoku/20180620_8437
(始めはどちらかと言うと「トコハッピーくん」の気分でいましたが、先生が「トコハッピーちゃん」と呼ばれているのを聞いて、だんだん私もちゃんの気分になってきました。)
火おこし体験や川遊び、カヌー体験などを追加しました。
このブログでも何度か書いていますが、もともとは小学校の創立40周年記念に合わせて小学生の男の子が生みだしたキャラクターがいて、私はそのキャラクターを元に動きをつけさせていただきました。
https://www.tokoha.ac.jp/fuzoku/20180620_8437
先月から表参道のピンポイントギャラリーでやっている100人展『make me smile わらって展』が明日2月16日でおしまいになります。「笑い」を絵の題材に100点の作品が並んでいます。
始めに「笑い」とお聞きしたとき、黄色くて丸いボールのようなものが浮かびました。そこにはにこにこ顔の笑顔が付いていて、それを手押し車にたくさん乗せて配って歩いている人が浮かびました。。。。それを元に、にこにことした顔の付いた、太陽のようなケーキを売るお菓子屋さんの絵にしました。寒い雪の日、こんな場面にたまたま出会ってみたいな。

『トラのお菓子屋さん』
トラのお菓子屋さんが、ケーキを売りにやってきました。
朝、お日様の光を浴びながらトラさんが作ったケーキです。
きれいに焼けたまんまるケーキ、にこにこと笑っていて、とてもおいしそうです。
ウサコがひとつ買いました。
「食べたいな」と、コンスケも寄ってきました。
チュウタは「わぁ、おいしそう!」と思わず傘の上にのぼりました。
トリのガーガーは、お菓子屋さんに気が付かずにスキー遊びをしている雪だるまに
「雪だるまさん、お菓子屋さんだよー」と、呼びました。
トラのお菓子屋さんは、うれしい気持ちになりました。
始めに「笑い」とお聞きしたとき、黄色くて丸いボールのようなものが浮かびました。そこにはにこにこ顔の笑顔が付いていて、それを手押し車にたくさん乗せて配って歩いている人が浮かびました。。。。それを元に、にこにことした顔の付いた、太陽のようなケーキを売るお菓子屋さんの絵にしました。寒い雪の日、こんな場面にたまたま出会ってみたいな。
『トラのお菓子屋さん』
トラのお菓子屋さんが、ケーキを売りにやってきました。
朝、お日様の光を浴びながらトラさんが作ったケーキです。
きれいに焼けたまんまるケーキ、にこにこと笑っていて、とてもおいしそうです。
ウサコがひとつ買いました。
「食べたいな」と、コンスケも寄ってきました。
チュウタは「わぁ、おいしそう!」と思わず傘の上にのぼりました。
トリのガーガーは、お菓子屋さんに気が付かずにスキー遊びをしている雪だるまに
「雪だるまさん、お菓子屋さんだよー」と、呼びました。
トラのお菓子屋さんは、うれしい気持ちになりました。
昨年作った3つ折りリーフレットをいただきました。


「タウンニュース」で紹介してもらっていました。
https://www.townnews.co.jp/0605/2018/11/29/459717.html
「タウンニュース」で紹介してもらっていました。
https://www.townnews.co.jp/0605/2018/11/29/459717.html
ピンポイントギャラリーでやっている100人展『make me smile わらって展』を観てきました。

私の絵を初日に買ってくださった方がいたそうで、びっくり・・・。(絵は会期中はギャラリーに展示されています。)買ってくれた方は知っている人かもしれない・・・と思ってお尋ねすると、そうではなく、さらに驚きました。どうもありがとうございます。
『make me smile わらって展』
2019年1月28日(月)〜 2月16日(土)
11:00〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休み)
ピンポイントギャラリー 東京都港区南青山5-10-1二葉ビルB1
うれしいなと思いながら、そのあと昨年12月に恵比寿駅で落とした名刺入れを受け取りに、飯田橋にある遺失物センターへ。足がたくさんある大きな歩道橋を渡り、普段あまり使わない方の降り口から降りると、あれ?なんとなくいつか見た景色・・・そういえば、学生時代にこの辺りにある廃墟のアパートを見に来たことがあるような・・・「コ」の字型だったか「ロ」の字型だったか建物が並んでいて、中にはもう動かない古いエレベーターが地下に沈んでいたアパート。その場でネット検索をしてみましたがそのアパートは見つからず、あれは飯田橋ではなかったかもしれない。記憶の中に残っているアパート。無事に受け取った名刺入れの中には、12月にいただいた名刺がそのまま入っていました。飯田橋で年を越した名刺と名刺入れ。
私の絵を初日に買ってくださった方がいたそうで、びっくり・・・。(絵は会期中はギャラリーに展示されています。)買ってくれた方は知っている人かもしれない・・・と思ってお尋ねすると、そうではなく、さらに驚きました。どうもありがとうございます。
『make me smile わらって展』
2019年1月28日(月)〜 2月16日(土)
11:00〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休み)
ピンポイントギャラリー 東京都港区南青山5-10-1二葉ビルB1
うれしいなと思いながら、そのあと昨年12月に恵比寿駅で落とした名刺入れを受け取りに、飯田橋にある遺失物センターへ。足がたくさんある大きな歩道橋を渡り、普段あまり使わない方の降り口から降りると、あれ?なんとなくいつか見た景色・・・そういえば、学生時代にこの辺りにある廃墟のアパートを見に来たことがあるような・・・「コ」の字型だったか「ロ」の字型だったか建物が並んでいて、中にはもう動かない古いエレベーターが地下に沈んでいたアパート。その場でネット検索をしてみましたがそのアパートは見つからず、あれは飯田橋ではなかったかもしれない。記憶の中に残っているアパート。無事に受け取った名刺入れの中には、12月にいただいた名刺がそのまま入っていました。飯田橋で年を越した名刺と名刺入れ。
表参道のピンポインドギャラリーで今月の終わりから100人展があり、私も一枚飾らせていただきます。
『make me smile わらって展』
2019年1月28日(月)〜 2月16日(土)
11:00〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休み)

写真はDM葉書の裏と表です。
絵は長谷川義史さんです。
「笑い」がテーマです♪(●^□^●)♪
『make me smile わらって展』
2019年1月28日(月)〜 2月16日(土)
11:00〜19:00(土曜日は17:00まで、日曜休み)
写真はDM葉書の裏と表です。
絵は長谷川義史さんです。
「笑い」がテーマです♪(●^□^●)♪