ぴょこぴょこ
あと2週間くらいののちに、妹が子どもを出産する予定です。
2週間前…もう人間の形はできていることでしょう。
妹のおなかの中で、赤ちゃんが今何をしているのかを、ついつい考えてしまいます。

妹のおなかの中、温かそう。
音は聞こえるらしい。ぴょこぴょこ動いている。
温かくて気持ちがいいだろうけど、真っ暗でしょうね。
妹も「普段の状態と違って楽しい。一心同体が終わっちゃうのがさみしいな〜」と言っている。
今は冬で最近特に寒いから、おなかの中にいる方が温かくて穏やかな気持ちでいられるかもしれないね。
でも、出てきた方が、楽しいよ。
今は真っ暗な中で漂っていることしかできないけど、出てきたら、色があるよ。陽光があって明るいよ。もふもふした物を触って気持ち良くなったり、いい匂いを嗅いで心地良くなったり、良い音楽を聞くと不思議と元気になったりすることができるよ。ざくざくした地面を踏んで抵抗を感じたり、乗り物に乗ってどこかへ行ったり、くだらない冗談に笑ったりできますよ。おなかの中にいるとほとんど毎日同じで漂っているだけだけど、出てきたら、空も違うし、何かを放っておいたら黴が生えたり苔が生えたり、毎日違いがあるのがおもしろいよ。
おもしろいものがいっぱいありますよ。
短いけどね。
袖触り合うも他生の縁と言いますが、私の【甥】か【姪】になる赤ちゃんはどんな他生だったのかな?
出てくる前なので、悠長なことを考えてみました。

2017/01/26 15:26 | Comments(0) | 未選択
あとさき塾
あとさき塾の特別講座で、片山健さんの講演を聞きに行きました。
絵本のお話はもちろんですが、絵本に関係がない横道にずっとずーっと逸れていってどこまで行くんだろう、もう戻って来ないんじゃないかなぁーというお話がおもしろくて(戻っていらっしゃいました)、ご本人がそのまま絵本みたいだなぁ…、でもけっこう過激なことも仰っていまして、ずっと聞いていたいような講演でした。

2017/01/22 18:29 | Comments(0) | 絵本
六義園
巣鴨で打ち合わせがあり、帰りに六義園に寄りました。
入るつもりはなかったのですが、前を通りかかったら、せっかくここまで来たからちょっとだけ入っておこうかなー・・・って。
前にここに来たときも、こんな季節だったかも。
静かでした。



売店で買った抹茶飴をなめていると、電話がブルルル。
「元気〜?どうしてるのかなぁと思って〜」と、叔父さんののんびりした声。「また遊びにおいでよぉ〜」今年のお正月は会わなかった。
叔父は造園の仕事をしていて、畑で作ったトマトや里芋や獅子唐を、汚れた軽トラに乗ってときどき持ってきてくれます。
「今六義園にいる」と言うと、「そこはね〜、柳沢吉保が作った庭でねぇ〜、見所はーー…」と解説をしてくれた。叔父のことを歴史に詳しい叔父さんとして見たことはこれまでなかったので、さすが、本当に庭のことが好きなんだね。と、ちょっと見直しました。

2017/01/19 20:36 | Comments(0) | 未選択
にわとりさん
株式会社ツクイさんの2017年の年賀状とカレンダーを今年も描かせていただきました。
 こちらからご覧になれます。

にわとりさんたちと一緒に初日の出を拝んでいるところ が、年賀状の絵になりました。
鶏と言えば朝、元日の朝と言えば初日の出です。
小学生くらいまでは父に連れられて、誰でも楽々登れる八幡山という近くの低い山に登って初日の出を拝むのが、恒例となっていました。大晦日の夜、布団に入るときに毛糸の帽子とマフラーを母が枕元に置きます。元日の朝、寒くて眠い中それを付けてイヤイヤ出発。でも頂上に着くと、知っている顔でいっぱいでした。
平和な一年になりますように!


2017/01/17 19:10 | Comments(0) | イラスト
知らない道
雨上がりに知らない道を歩いていたら、10年くらい前に描いたボーケンくんという防犯の犬が、コナンくんと一緒に揺られていました。
ボーケンくん、パトロールがんばってネ。


2016/12/01 16:18 | Comments(0) | 未選択
11月のひみつ


2016/11/14 14:31 | Comments(0) | 人形
犬と笛
おしゃべりが好きな母は、グループで、何かを読んで録音したり、人前で朗読をしたりして、日々楽しそうに過ごしています。
先日、芥川龍之介の『犬と笛』という短い小説を朗読したそうです。
『犬と笛』が書かれたのは大正七年。こちらの青空文庫のサイトで読むことができます。
奇妙なお話です。女のように髪が長い木こりの青年・髪長彦が、足一つの神と、手一つの神と、目一つの神から、「嗅げ」「飛べ」「噛め」という特長がそのまま名前になっている三匹の犬をいただきます。そして食蜃人に捕らえられた御姫様を助け出し、一寸法師の土蜘蛛に捕らえられた御姫様を助け出し、大臣様のもとへ連れて行き・・・と短い話の中にやたらと登場人物が多く、途中でエーッとそれって誰だっけ??と、わからなくなってしまうお話です。
笛が大事な役割をしているので演奏できる方をお招きして、生演奏に合わせて朗読をしたそうです。音楽が入ると良いでしょうね〜。スライドで絵も流すということで、絵もちょこっと…


2016/10/29 19:40 | Comments(0) | 未選択
ハロウィン
もうすぐハロウィン…?ハロウィーン?ですね!
この数年で定着しつつあるハロウィーん。
突然やってきてなんだそれー…と心のどこかで思いつつも、
愉快なカボチャやオバケにまんまと流されています。




撮っているときに後ろを通りがかった70代くらいの女性の方が、
まあ〜と、目を丸くして足を止めてくれました。
その方の手には、どんぐりの帽子だけが、たくさん乗っていました。
仲間だナァ♪と思いました。

2016/10/25 11:10 | Comments(0) | 人形

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