あと2週間くらいののちに、妹が子どもを出産する予定です。
2週間前…もう人間の形はできていることでしょう。
妹のおなかの中で、赤ちゃんが今何をしているのかを、ついつい考えてしまいます。
妹のおなかの中、温かそう。
音は聞こえるらしい。ぴょこぴょこ動いている。
温かくて気持ちがいいだろうけど、真っ暗でしょうね。
妹も「普段の状態と違って楽しい。一心同体が終わっちゃうのがさみしいな〜」と言っている。
今は冬で最近特に寒いから、おなかの中にいる方が温かくて穏やかな気持ちでいられるかもしれないね。
でも、出てきた方が、楽しいよ。
今は真っ暗な中で漂っていることしかできないけど、出てきたら、色があるよ。陽光があって明るいよ。もふもふした物を触って気持ち良くなったり、いい匂いを嗅いで心地良くなったり、良い音楽を聞くと不思議と元気になったりすることができるよ。ざくざくした地面を踏んで抵抗を感じたり、乗り物に乗ってどこかへ行ったり、くだらない冗談に笑ったりできますよ。おなかの中にいるとほとんど毎日同じで漂っているだけだけど、出てきたら、空も違うし、何かを放っておいたら黴が生えたり苔が生えたり、毎日違いがあるのがおもしろいよ。
おもしろいものがいっぱいありますよ。
短いけどね。
袖触り合うも他生の縁と言いますが、私の【甥】か【姪】になる赤ちゃんはどんな他生だったのかな?
出てくる前なので、悠長なことを考えてみました。
2週間前…もう人間の形はできていることでしょう。
妹のおなかの中で、赤ちゃんが今何をしているのかを、ついつい考えてしまいます。
妹のおなかの中、温かそう。
音は聞こえるらしい。ぴょこぴょこ動いている。
温かくて気持ちがいいだろうけど、真っ暗でしょうね。
妹も「普段の状態と違って楽しい。一心同体が終わっちゃうのがさみしいな〜」と言っている。
今は冬で最近特に寒いから、おなかの中にいる方が温かくて穏やかな気持ちでいられるかもしれないね。
でも、出てきた方が、楽しいよ。
今は真っ暗な中で漂っていることしかできないけど、出てきたら、色があるよ。陽光があって明るいよ。もふもふした物を触って気持ち良くなったり、いい匂いを嗅いで心地良くなったり、良い音楽を聞くと不思議と元気になったりすることができるよ。ざくざくした地面を踏んで抵抗を感じたり、乗り物に乗ってどこかへ行ったり、くだらない冗談に笑ったりできますよ。おなかの中にいるとほとんど毎日同じで漂っているだけだけど、出てきたら、空も違うし、何かを放っておいたら黴が生えたり苔が生えたり、毎日違いがあるのがおもしろいよ。
おもしろいものがいっぱいありますよ。
短いけどね。
袖触り合うも他生の縁と言いますが、私の【甥】か【姪】になる赤ちゃんはどんな他生だったのかな?
出てくる前なので、悠長なことを考えてみました。
巣鴨で打ち合わせがあり、帰りに六義園に寄りました。
入るつもりはなかったのですが、前を通りかかったら、せっかくここまで来たからちょっとだけ入っておこうかなー・・・って。
前にここに来たときも、こんな季節だったかも。
静かでした。
売店で買った抹茶飴をなめていると、電話がブルルル。
「元気〜?どうしてるのかなぁと思って〜」と、叔父さんののんびりした声。「また遊びにおいでよぉ〜」今年のお正月は会わなかった。
叔父は造園の仕事をしていて、畑で作ったトマトや里芋や獅子唐を、汚れた軽トラに乗ってときどき持ってきてくれます。
「今六義園にいる」と言うと、「そこはね〜、柳沢吉保が作った庭でねぇ〜、見所はーー…」と解説をしてくれた。叔父のことを歴史に詳しい叔父さんとして見たことはこれまでなかったので、さすが、本当に庭のことが好きなんだね。と、ちょっと見直しました。
入るつもりはなかったのですが、前を通りかかったら、せっかくここまで来たからちょっとだけ入っておこうかなー・・・って。
前にここに来たときも、こんな季節だったかも。
静かでした。
売店で買った抹茶飴をなめていると、電話がブルルル。
「元気〜?どうしてるのかなぁと思って〜」と、叔父さんののんびりした声。「また遊びにおいでよぉ〜」今年のお正月は会わなかった。
叔父は造園の仕事をしていて、畑で作ったトマトや里芋や獅子唐を、汚れた軽トラに乗ってときどき持ってきてくれます。
「今六義園にいる」と言うと、「そこはね〜、柳沢吉保が作った庭でねぇ〜、見所はーー…」と解説をしてくれた。叔父のことを歴史に詳しい叔父さんとして見たことはこれまでなかったので、さすが、本当に庭のことが好きなんだね。と、ちょっと見直しました。
おしゃべりが好きな母は、グループで、何かを読んで録音したり、人前で朗読をしたりして、日々楽しそうに過ごしています。
先日、芥川龍之介の『犬と笛』という短い小説を朗読したそうです。
『犬と笛』が書かれたのは大正七年。こちらの青空文庫のサイトで読むことができます。
奇妙なお話です。女のように髪が長い木こりの青年・髪長彦が、足一つの神と、手一つの神と、目一つの神から、「嗅げ」「飛べ」「噛め」という特長がそのまま名前になっている三匹の犬をいただきます。そして食蜃人に捕らえられた御姫様を助け出し、一寸法師の土蜘蛛に捕らえられた御姫様を助け出し、大臣様のもとへ連れて行き・・・と短い話の中にやたらと登場人物が多く、途中でエーッとそれって誰だっけ??と、わからなくなってしまうお話です。
笛が大事な役割をしているので演奏できる方をお招きして、生演奏に合わせて朗読をしたそうです。音楽が入ると良いでしょうね〜。スライドで絵も流すということで、絵もちょこっと…
先日、芥川龍之介の『犬と笛』という短い小説を朗読したそうです。
『犬と笛』が書かれたのは大正七年。こちらの青空文庫のサイトで読むことができます。
奇妙なお話です。女のように髪が長い木こりの青年・髪長彦が、足一つの神と、手一つの神と、目一つの神から、「嗅げ」「飛べ」「噛め」という特長がそのまま名前になっている三匹の犬をいただきます。そして食蜃人に捕らえられた御姫様を助け出し、一寸法師の土蜘蛛に捕らえられた御姫様を助け出し、大臣様のもとへ連れて行き・・・と短い話の中にやたらと登場人物が多く、途中でエーッとそれって誰だっけ??と、わからなくなってしまうお話です。
笛が大事な役割をしているので演奏できる方をお招きして、生演奏に合わせて朗読をしたそうです。音楽が入ると良いでしょうね〜。スライドで絵も流すということで、絵もちょこっと…