世田谷美術館へ『村山知義の宇宙』展を観に行きました。
今日はギャラリーTOMの副館長岩崎清さんによる講演会『在りし日の籌子を追って』がありました。籌子さんは、詩人で作家で知義さんの奥さんです。
独自の自由奔放で奇想天外なお話を作る籌子さんと、独自の不思議な絵を描く知義さん。
「独断と偏見に満ちた話です」としながらも、想像するしかないお二人の関係を感じられて、とても興味深い講演でした。
「多岐にわたる知義さんの才能の本質は童画にあると発見した籌子さんが、この人は童画の世界をきっちりしていかないと漂流していってしまうんじゃないかと考えた。そのために自分の文学の世界を抑制しても、本格的な童話作家にならないといけないと考えたんじゃないか。でも知義さん自体を生かしながらも、自分の世界も大切にしてそこで自分も生きていった」など、印象に残りました。
籌子さんの、少し離れたところから本質を見ている感じがクール。
とても興味深かったです。不思議な作品を残した不思議な二人。
今日はギャラリーTOMの副館長岩崎清さんによる講演会『在りし日の籌子を追って』がありました。籌子さんは、詩人で作家で知義さんの奥さんです。
独自の自由奔放で奇想天外なお話を作る籌子さんと、独自の不思議な絵を描く知義さん。
「独断と偏見に満ちた話です」としながらも、想像するしかないお二人の関係を感じられて、とても興味深い講演でした。
「多岐にわたる知義さんの才能の本質は童画にあると発見した籌子さんが、この人は童画の世界をきっちりしていかないと漂流していってしまうんじゃないかと考えた。そのために自分の文学の世界を抑制しても、本格的な童話作家にならないといけないと考えたんじゃないか。でも知義さん自体を生かしながらも、自分の世界も大切にしてそこで自分も生きていった」など、印象に残りました。
籌子さんの、少し離れたところから本質を見ている感じがクール。
とても興味深かったです。不思議な作品を残した不思議な二人。