ブラティスラヴァ世界絵本原画展
平塚市美術館へ『ブラティスラヴァ世界絵本原画展』を観に行きました。日本の智内兄助さんの「ぼくのうまれた音」という絵本の原画がとても迫力があってすごかった。自転車やサンダルが原画に貼付けられていて見入ってしまいました。
原画とは別に、チェコの人形劇の歴史の展示もありました。見応え大アリです!チェコの操り人形は、素朴で不気味でやや暗くて、とても魅力的。なぜかわからないけど死神のような人形、呪いの人形?と疑うようなもの、魔女、道化師、河童みたいな水の精の人形が多い。観に来ていた子供が怖がっていた。劇場用の人形は大きくて人間の子供くらい。家庭用のはたいてい手の平サイズで、作り手の個性が出ていて同じ死神でもいろんな死神。家でこんなのを父ちゃんが演じてくれる夜、素敵な国だ。手垢と手作り劇場を覗いていた家族の目が、人形に染み付いているようでした。

2010/08/02 01:28 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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